音楽

良いと思ったものは書き残しておきたい


なんか最近かなり前に書いた記事がちょいちょいネットでシェアされたりしてるので、原点回帰的なことを書いておこうと思う。

ライブハウスに出入りして 15 年以上になるので、自分でも 500 本近くライブやったり、見てる方だと 2-3000 本くらい見てると思う。

やる方で言えば、自分でこれは良かったと思うライブ、今日はちょっといかんかったなというもの、それぞれある。

見る方でも、あれをまた見たい!と思うものもあれば、どーしようもねえなこれっていうのもある(笑)。

長年疑問に思っていていまだに解けない謎なのは、例えば自分がステージに上がる立場で「いやー今日のはちょっとアレな感じでしたわ...」っていう時でも初見のお客さんから「すげー良かった」と言われることがある。

逆に自分が見る立場で「素晴らしかった!」と思って出演者と話してみると「今日はダメダメでしたわ...」って言われることがある。当然その逆もある。

で、それがなぜなのか長年考えて考えて、たどり着いた一つの結論が「その人が良いと思えばいいんじゃないかな」っていう。開き直りじゃないよ(笑)。

その日ステージで出した音、その日ステージから出た音を聞いた自分、この二つがかみ合ったから「良い」という評価が出るのであって、何かが掛け違ってしまえばそうならない。

それが仮に出演者が「良い」と思うものだったとしても、「自分」が良いと思うものでなければ良いとは思わないわけだ。

そこに、感覚を刺激されると文字が出るという妙な体質の自分がいる。

そうすると良いライブを観た後にはあのライブは文字で書くと〇〇〇〇だなというのが頭に残る。

じゃあそれを書き残しておこう!ということでブログや SNS で書いている。

そんなことをやっていたら、おかげさまで仕事として書く機会が来るようになったりして今に至る。

でも、結局音楽って、そのアーティストとリスナーの一対一の関係性なんだよね。

確かにライブで言えば、沢山来場者がいた方が良いものである確率は高い。フロアの密度が高いほどステージの魅力も引き出されやすいということもある。

とはいえ必ずそうなるかと言えばそうでもなくて、ソールドアウトでパンパンで来た人のほとんどが「いや最高だったっしょ」という時にも「そうかな?」と思うこともあるし、ガラガラのフロアでさみしーくやってるのに「これはすごい!」と思うこともある。

誰かが良いと思うものを自分も良いと思うとは限らないということだな。

同じものを見て、誰かが A だと表現した感想を、自分は、いや A じゃない B だと書くこともある。

だから、おれが書くライブレポートについては、「少なくともおれは良いと思った」「おれはこう思った」という前提。そしてその次に「おれは良いと思うから、みんなも見てみれば?」というのが続く。

我ながら趣味は偏ってると思うけど、そんなにカルト志向ではないので(笑)。

あとはまあ、吉祥寺に出入りしている連中がみんなワンマンくらいできるようになればいいと思うんだけど、その手助けになればいいかなっていうのもある。

来場者が多いライブってさ、誰も損しないのよ。バンドもフロアが埋まって嬉しい。来場者も良いものが見れて嬉しい。会場も売り上げが上がって嬉しい。「三方良し」なわけよ。

そんなわけで、良いものは良い (とおれが思った) ということを書いていこうと思う。イマイチだったらまた次回に期待ってことで(笑)。

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