音楽活動

ベース遍歴 4 - F Bass BN5-BC

2017/02/21


あっという間に終わるとシリーズの最初に言った気がするが、あれは嘘だ。

さてここから今まだ手元にあるシリーズ。楽器屋を巡りに巡ってさんざん試奏した挙句、たどり着いたのがコチラ。

F BASS BN5-BC


カナダのハンドメイドメーカー "F BASS" の 5 弦。社長以下 4 人で作ってるから大量生産できないという触れ込みだった。今はもうちょっと規模を拡大しているみたい。確か当時定価 43 万円くらいだった気がする。アッパーミドルクラスといったところか。2006 年の XECSNOIN の MV に映っているから、買ってからもう 10 年か。早いな。1st アルバムのレコーディングはこれでやった。2nd もこれだったかな?(笑) BANG-DOLL の "SHOWTIME!!!" はこれで弾いたな。

特徴としては、フレットが 34.5 インチのセミ・スーパーロングスケール。オリジナルのブリッジの 5 弦がテーパー弦しか入らない仕様。おかげで XECSNOIN の 1st アルバムのレコーディングの時、新宿と渋谷の楽器屋のサドウスキーの弦を買い占めた。その後ブリッジを加工してもらって、普通の巻弦でも入るようにした。

最大の特徴である木目を生かした塗装。これは木目をスキャンして同じような模様をペイントするという面倒な手法をとっているのだが、こいつが薄い & 繊細。これをピック弾きで速めのメタルをゴリゴリやったもんだから、フロントピックアップ部分は塗装がはがれ、木製ピックアップカバーまでえぐれるという痛々しい姿になってしまった。さらにツアーに持って行って全国各地 60-70 本くらいか?やったもんだから、あちこちぶつけたりして塗装がハゲたり、ヒビが入ったりしている。まあ手放すつもりないからいいんだけど。

元々楽器を「先にチューンしてから使う」という発想があまりない。なぜかと言えば、個人の経験値より企業体としてやっているプロが設計から考えてパーツをチョイスして組上げた製品の方がバランスが取れていると思うからだ。だから、とりあえずそのまましばらく使ってみて、不便や不具合があってから対応を考えるという風にしている。そういえばペグは一回折れたことがあったので、全部 GOTOH のものに交換している。

先日某リハにこいつを持って行ったのだが、改めて良い楽器だと思った。非常に今さらだが、こいつは指で弾いた方が良く鳴らせる気がする。超今さらですまん(笑)。音はワイドレンジでクリア。中高域に特徴があって、ガラスみたいな (とおれは思う) 音がする。軽くコーラスなんかかけてやったりすると、ソロで映える音になるだろう。なんのかんのと言うよりは、F BASS ユーザーの代表選手で同じカナダの人である Alain Caron (アラン・カーロン) の演奏を見てもらった方が話が早い。

ちなみにこの人スラップ使いなのだが、フォームはスタンダードなのだが、親指でのサムの他にプルは小指以外の 3 本でやり、小指は 1 弦の向こうのボディに軽く触れて手を安定させるという一風変わった奏法。このトリプルプル奏法、一時期練習してみたのだが、どえらい難しい。プルは人差し指一本にして回転速度を上げた方がだいぶ楽だ。ちなみに MaKORN のベースには何の参考にもならないぞ。

一時期眠らせていたのだが、最近色んな要請を安請け合いしていたら一音下げのベース 1 本だけじゃ対応しきれなくなって復活することになった。なので、ライブで披露する機会がそのうちまた来るでしょう。

あと二回続く(笑)。

-音楽活動

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。