音楽活動

あれから一年とこれから 1


あれから一年。もう一年なのかようやく一年なのか。XECSNOIN が解散ライブやってから一年。たまには思い出してみる。

あの頃、ちょっとばかり音楽が面白くなくなりかけてた。どんなに好きでも 400 数十回もライブやれば慣れると同時に新鮮味も減衰する。経験値と慣れは紙一重というか表裏一体というか。もちろん、可能な範囲の中で最大限できることをやっていたつもりではあった。長い活動期間の間を振り返ってみても、バンドとして最後の体制がトータルで一番音楽的にやりたいことをやっていたと思う。もちろんバンドの目指す方向は常に一定とは限らないし、人間がやることに完全はないにしても。

バンドがなくなって、それはつまり今まで 15 年という年月の間、時間と労力と費用をかけてきたものを手放したということで、じゃあ次何しようと思った時に、その時点では特に何も思いつかなかった。とりあえずどういうわけだかよくわからないけど、KORN とかいう、名前は知ってるけど曲は知らないバンドのコピーバンドをやるってことは決まってる、くらいしかやることがなかった。

そこで、一度フリーハンドになってみようと思った。全ての選択肢を平等に俎上に乗せて、結果として残ったものが残るべくして残ったということなんだろう、と。結果として楽器や音楽から遠ざかることになってもそれはそれでそういうことなんだろうし、やりたいことができたらそれをやればいい。つまり流されることにしたってことかな。

仕事に忙殺されて、ごくたまにホコリのかぶったベースを引っ張りだしてきて、死にきってカッチカチになった弦をペチペチ言わせながら、あー昔はこれに入れ込んでた時代もあったなーとノスタルジーに浸る。そんな生活になったとしても、それはそれ、という気がしてた。

と、ここまで読んでみて、おれのことを知ってる人はニヤニヤしてるんじゃないかと思うんだけど、そうは問屋が卸さなかった

正確に言うと XECSNOIN の解散ライブのちょっと前だと思うんだけど、REASTERISK がコピーバンド大会やるからやろうよと言ってきた。なぜ OK したのかいまだにわからない(笑)。連絡もらったのが、MKT さんだったのか、Atsusix 大明神だったのかすらもよく覚えていない。これが人生の転機ってやつなのかもしれないが、あの頃はほんとにぼんやりしていたんだと思う。まさに虚を突かれたと言う言葉がふさわしい。気づいたら KORN のコピーバンドのメンバーに入っていた。ひとつ言えるのは、おれがいまだに現場をうろうろしている原因の半分くらいは REASTERISK のせいだってこと(笑)。

バンドの名前が MaKORN (マコーン) という名前に決まった。とんでもねー名前だと思った。マコトとコーンでマコーンって、ジキニンでジキに治ってといい勝負だと思った。ギターのタツさんとは面識がほとんどなかったので、彼がやっている「クロとシロ」というバンドがライブをやる日に挨拶しようと巣鴨のライブハウス獅子王に行った。なぜかメンバー 5 人全員集まった。よくわからない勢いで「アー写」(笑) 撮ろう!ということになって、スマホで写真を撮った。グループ LINE でああだこうだ言っているうちに、なんだか悪くないが画像ができてしまった。ええ、できてしまったんですよ、これが。MaKORN が転がりだした気がした。

今だから言うけど、はじめはほどほどにやっても一生懸命やるのでもどっちでもいいかなと思ってた。なにしろ音楽へのエネルギーがだいぶ切れかかってたから。いざメンバー 5 人集まってみると、たかがコピーバンドにアホほどやる気満々のメンバーだった。ちょっと戸惑った(笑)。XECSNOIN がなくなったからしばらく休んで、それからどうするか考え直そうと思ってたのに、なんだか妙なことになってきたと思った。

なんだか MaKORN 裏話になってきたな(笑)。とりあえず明日に続く。

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