ライブ 音楽活動

第三回 MaKORN 後記 - 製作編


はいどうも、今回も対バンから「なにあれズルい」とか「やりすぎ」と言われた MaKORN です(笑)。

まあ確かにレギュラーのバンドではできないことを、なぜかコピーバンドではできてしまっているとは思う。だけど、全て実現可能な範囲でやっているので、管理できていないことは何一つない。管理できないのは、ライブ後にお客さんがどれだけ SNS でバズってくれるかと、打ち上げが何時まで続くかっていうことくらい。

レギュラーのバンドを経験した人、あるいはそれを現在進行形でやっている人が、コピーバンドをやる場合、曲を演奏する点においては、何も違いはないと思う。それもやりたくてやっているメンバーだし、やる気がないのに参加している人はいない。曲がわかんなくて「りょうくん、たすけて!」と騒ぐのは、おれくらいのもので。

おれたちに明日はない

レギュラーのバンドと MaKORN で何が違うかと言うと、「MaKORN には明日はない」ということ。過去三回のライブで、次のライブの予定が具体的に決まっていたことはない。なので、その時を逃せば今が最終回になるかもしれない。そこに長期的な視点は必要ない。だから、今持っている MaKORN に使える全てのエネルギーをそこに集中させる。グッズもその日で売り切っておしまい。

言ってみればスポットでの参戦なので、長期的なプランニングと絶え間ない検証が必要なレギュラーのバンドに比べたら、プランニングというのもおこがましいほどの数カ月の作戦立案だけでいいわけで、負担と言うほどのものでもない。あ、別に手を抜いているって意味ではなくてね。だから逆に一点に集中させることができるので、「普通にバンドやる」ことに比べたら変なことや大規模なことができているかもしれない。

奇跡的なかみ合わせの良さ

MaKORN は、基本的に Maköd (Gt / MKT - REASTERISK) を中心に、KORN が好きすぎてカバーしないと死んでしまう人たちの集まり。で、そこに KORN のことは全く知らなかったけれど、バンドの運営と事務方を 10 年間やっていて、現在レギュラーで動いていて正式メンバーのバンドがなく、比較的時間に融通が利くおれがいた。

10 年も事務方をやっていると、イラレとフォトショは多少いじれるし、グッズを作ってくれる業者も色々知っているし、何をどうすればどうなる、あれをああすればこういうことができる、みたいなノウハウもある。飲みの席で出た冗談みたいな話を、そのままは無理だけど、こういう形だったら予算いくらでできる、みたいな調整ができる。

さらに都合のいいことに「たかがコピーバンドに 1 円も出したくない」みたいな人がおらず (結果的にきちんとリターンは出せているが)、「KORN のカバーができるなら周辺のことも何でもやる」というおかしな人たちばかりだったのが、かなり効いている。そして、おれも含めて誰かの悪ノリを誰も止めないどころか、嵩にかかってアップグレードするアイディアを出す人がいる始末。こりゃ大変だ(笑)。

一回目のライブ以降は、楽曲の演奏はほっといてもできるメンバーであることがわかっているので、それならば周辺の装飾を念入りにやれば、より栄えるだろうという見立て。ただ、これも「KORN のカバーを不定期にやるバンド」という枠内での話なので、この前提条件が変わってもうまく回るとは限らない。

で、今回は楽曲の演奏以外に何をしたかと言うと、

吊るし


後ろに吊るしていないので、バックドロップではないと思うんだが。フロントドロップ?緞帳...とは違うんだよな。おれは単に「吊るし」と呼んでいるんだが、とにかく、幅 3m、高さ 1.8m のスクリーン。だいたい畳三畳ぶんくらい。普通の人ならくるまって寝られるくらいの大きさ。薄くて軽くて丈夫な生地でできているので、この大きさにして重さは 1.2kg しかない。

これを開始から Cocothan (Vo.) 登場までの 30-40 秒のためだけに制作。なぜここまでやるか?これをやった方が面白いからだ。発注した業者は、前にも使ったことがあるので、発注手順はわかっているし、納期も見えている。搬入から撤収までの手順も読める。というわけで、管理可能と判断して実行。一つうかつだったのは、ライブの日以降自宅にこれを保管すると邪魔だということくらいか。まあこれはこのインパクトなので、次回があればまた使うかもしれない。

T シャツ


はじめ Maköd さんが「パーカー作ろう!」と言い出したんだけど、ライブ 6 月末だし、原価が高いし、で押しとどめて落ち着いたのがコレ(笑)。ロゴ色のバーガンディは Maköd さんチョイス。カラーバリエーションを Twitter で投票にかけて、このカラーリングになったのはご存知の通り。おかげさまで受注制作分は完売しました。あとちょっとだけ残りがあるので、どこかで売るかもしれない。Twitter 投票で黒地以外のものへの投票がかなりあったので、次作る場合は、黒 T シャツじゃないものになる可能性がある。

で、今回これが RYOY (Dr.) が世を忍ぶ仮の姿で店長を務めている「北海道らーめん なまら蒲生店」とのコラボになった。これを「着て」店に行くと餃子一皿が無料になりますよ。ぜひ来店してね。店長が喜びます(笑)。

ステッカー


「とんがりマコーン、夏」 W100mm * H50mm
いつからこんなに爽やかな画像が作れるようになったんでしょうか、おれは。初めは赤黒い感じの色味だったんだけど、公開する前にメンバーに見せたところ「青っぽくしてみない?」と言う声があり、やってみたところ爽やかなものができて爆笑 → 採用、という流れ。


「主催者を差し置いて全バンド名入り」 W50mm * H100mm
これは Maköd さん発案。全バンド名を強制的に MaKORN 風表記にした。珍しい縦長ステッカーなので、どこかに魔よけのお札代わりに貼ってください。Akko ちゃんが守ってくれます。

あとは顔にペイントしたり、弦楽器が全員ドレッド的な頭になっていたり、Cocothan がわざわざ前回のアディダスのセットアップから巻きスカートの Jonathan 風な風貌になったり、Monster Energy のリストバンドを自作したりと、細かいところは色々あるが、書ききれないので割愛。

まあ前半で長々書いたけど、「この日限定でできることは全部やる」「ちょっとしたことを最大限やる」でやってる。長期的な視点があるかないかを除けば、レギュラーのバンドとやってることはあまり変わらない。そんな MaKORN は次のライブが未定。もしまたその機会があれば、その時をお楽しみに。

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