社会 文化

飲めないけど酒席には出る


最近は音楽界隈も平和になったので、打ち上げに出ないとライブから帰れない、なんてこともなくなりました(笑)。

20 世紀と 21 世紀で酒について何が変わったかと言うと、

■ 一気飲み、あるいは一気飲みを煽るという風習が滅びた
■ 「俺の酒が飲めないのか」おじさんがいなくなった
■ 「男ならこれくらい飲めないと」おじさんもいなくなった
■ 酒の席への出席を断っても良いという認識が広まった
■ 飲酒運転が違法であることの意識が高まった

さらに、

■ 鍛えても酒は強くならないという認識が広まった
■ 飲めない人に飲ませるのはハラスメントであるという認識が広まった
■ 「とりあえずビール」文化がかなり縮小した

一応言っとくけど、おれはむしろ酒席自体は嫌いじゃない。2-3 時間話すると仲良くなるし、面白い話も聞けたりする。

だから自分から誘わないってだけで、飲みに行こうと言われたら状況が許せば行く。

「飲めないもんは飲めない人がいる」という認識が広まった

飲めないってどれくらい飲めないの?と聞かれることがあるので、

「一口飲むと必ず身体に悪影響が 6-7 時間出て辛い思いをする水があったら飲みますか?」
「飲みませんね」
「そういうことなんです」
「それ毒じゃないですか!」
「そうですよ」

こう言うとだいたいご納得いただける(笑)。

前世紀の「酒は飲むもんだ」という認識が、今世紀に入り「飲めない人がいる」という認識に変わったことは、飲めない人間にとっては大きい。

何しろ体調を崩す液体を買わなくてよくなったのだ。金払って辛い思いをしなくてよくなった。

飲みたい人は飲むし、飲みたくない人や飲めない人は、飲まなくてよい。いい時代になったなあ(笑)。

ちなみに外人は酒を無理強いしないと思ってる人がいるかもしれないが、おれの個人的な体験で言えばそんなことはない。

「え?おまえ、ビールは?」と煽るやつもいるし、酔って絡むやつは絡む。

まあそういう意味では日本の酒文化もグローバルスタンダードに近づいたのかもしれない(笑)。

とは言え、酒席を通じて仲良くなるってのはあると思う。

仕事にしてもなんにしても、2-3 時間対面で話すということは普段あまりない。

酒席ではそれができる。結果、お互いの認識が深まり、仲良くなる。

逆にこいつとは合わんなという結論に至ることもないことはないが。

音楽界隈でも、ライブ後の打ち上げで意気投合してその後の展開が生まれるなんてことはよくある。

なにしろリハと本番の間だけじゃそんなにじっくり話すこともできないし、ライブの日は忙しいことも多い。

それに、音楽界隈は人見知りが多いんだよ!酒が入らないとまともに話できないってどういうことよ(笑)

前世紀には、仕事は酒席で決まるみたいな風習があったけど、そういう意味では音楽界隈も似たようなものだし、面白いやつと仲良くなったら何か一緒にやろうって思う。

昔働いてた IT 系の職場はほんとに個人主義で、同じ部署の人でも仕事以外どこで何してる人なのかは知らないみたいなところだった。

まあ仕事だから仕事が進めばそれでいいんだけど、飲みに行って多少なりとも話をした人とは、後日頼みごとをしやすくなったり、わからないことを聞きに行きやすくなったのも事実。

そういう意味では、飲みニケーションてのはやっぱあるなとは思う。

ただ、そこで飲めない人に強いて飲ませるのは良くないよっていうだけで。

酒があってそれが好きな人がいる以上、飲みの席はなくならないわけで、上手いことつきあうことで色々円滑に進むんじゃないかしらね。

ちなみに、飲めない人が酒席に行って「飲んでないから割安にしろ」と自分から言うのはどうかと思うのよ。ここ居酒屋ですけど?っていう。

とは言え、酒飲みが気を遣って「飲んでないから安くていいよ」と言うのは歓迎する(笑)。

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