社会

台風一過に効果的なインフラ整備を考える


台風19号(Hagibis)一過で各地から被害が報告されてるけど、幸いおれの友人知人で浸水などの被害に遭った人はいないみたい。その前の15号ではいるけどね。

なんだかんだ言ってやっぱり東京はインフラの整備、その熟成度がすごいし、人口が多いだけあって手厚く保護されているなと思う。

3.11の時も計画停電無かったし。

でもやっぱり公共交通機関が事前に運休を決定したのが大きいよね。人が動かなければ混乱も減るわけで。

何日も前から巨大台風が来る!って周知されてるところに無計画に外出して帰れなくなったとしても「おまえ馬鹿だろ」となるだけだからな。

まあ外国人旅行者なんかは仕方ないかもしれんけどね。

地価の巨大施設が国民を守る

洪水対策の巨大施設と言ったら埼玉の地下神殿こと首都圏外郭放水路が有名だけど、東京にも環七地下調整池ってやつがあるのよ。

違いは首都圏外郭放水路が国交省管轄で、環七の方は東京都が作ってるってこと。

でさあ、環七の地下40mに直径12.5m、長さ4500mの巨大な土管を作ってそれで神田川、善福寺川、妙正寺川の水位管理をしてるって話。

こんな巨大施設を自治体単独で作るあたり、やっぱ東京都は金あるよなと思う(笑)。

詳しくはこのあたりで

■神田川・環状七号地下調整池

これができてから神田川周辺では水害知らずになったんだよね。

こういう施設は地下にあるから目につきづらい。

インフラなんて「使えて当たり前」という感じがするけれど、それが十全に稼働できるためには普段の保守整備が必要になる。

こういうところをケチるとイザと言うときに大きな損失を生むことになる。

でもそれは可能性の話で、生むかもしれないし生まないかもしれない。

資金は有限だから、災害対策をやりまくって自治体が破産してたら意味がない。

とはいえ、災害対策は必要だ。

じゃあそれはどこで線を引くのかと言ったらそれは専門家による理論やら確率の計算による。

だからただ「金がかかるからダメだ」というのは思慮が浅いし、かと言って何でもかんでもやればいいってものでもない。

もう一つ、こういったインフラ整備の公共事業は民間企業に経済効果があるという側面もある。

道路整備や橋を架けたりすることは、それ単体ではお金を生み出さない。だから民間企業はやらない。

やる場合には橋ごと道路事に料金を取らないといけなくなる。

しかし、そういったところを整備して経済が円滑になることにより税収が上がるのであれば行政としてはやる価値がある。

工事を受注した企業にも利益が行く。

あるいは国民、市民の生命や財産が保護されて損失を出さない。これだけでも価値があると言える。

何か災害があった時に、被害を受けた人が少ないほど復興は早いし、税収の確保も期待できるからだ。

特に大雨や水害は複数の自治体、複数の都道府県にまたがることが多いので、どこかで破綻するとそれが連鎖的な被害につながる。

逆にそのリスクをどこかで軽減できれば、下流の地域のリスク軽減にもつながる。

だから今回の台風で、首都圏外郭放水路や環七地下調整池が「もし無かったら」というシミュレーションもなされていいんじゃないかなとも思う。

それによりその施設がどれだけ効果を上げていたかということがわかり、インフラ整備の重要性が周知されれば、国民の行政に対する理解も深まるんじゃないかと思う。

あと今回の台風の進路予測がかなり正確にできたのは、スーパーコンピューターの導入の効果だって話もあるから、技術が進歩すると人間の生活は安全になるってことだな。

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