政治

何が国民を政治から遠ざけているのか


日々ニュースはあふれているわけだけれど、その中で自分がわかりそうな情報を拾っているわけだ。

政治の世論調査をすると、日本で最も大きい勢力は特定の支持政党を持たない人々だという結果になる。

もちろんこの中には、あえて支持政党を持たないと言う人もいれば、難しい話はよくわからないからという人もいるだろう。

だが、これだけ毎日あふれかえるほど情報が流れる中で政治のニュースというのは一定のボリュームがあるにもかかわらず、いつまでたっても無党派層が最大勢力というのはどうしたことか。

ニュースの送り手に問題があるのか、それとも受け手に問題があるのか。

あるいは、政治をやっている主体に問題があるのか。それとも彼らを選出した選挙制度に問題があるのか。

要因は色々だろうし、ひょっとしたら全部かもしれない。

かく言う自分も、政治に関心を持つようになってかれこれ10年くらいになると思う。

それ以前のことはよく覚えていないが、この10年だけでも色々なことがあった。

が、最近ちょっと疲れてきた感じがする。

最大の要因はこの間の消費税率が10%になったことだ。

アベノミクスとか言っといて消費税率が倍になったら経済良くなるわけねーじゃん、ばっかじゃねーの?と言いたくもなる。

日本の国家全体のポテンシャルはこんなものじゃないはずなのに、自らの手で枷をはめて本来の能力を発揮することができないようにわざとしているようにしか見えない。

まあ他にも色々要因はある。

最近の個人的な傾向としては、報道で騒がれていることがあんまり低レベルなので、ニュース記事のヘッドラインだけ見て「またどうせしょうもないことに決まってる」とニュースを読み飛ばすようになったことだ。

別に自分は専門家でもないし、高潔な人間だとも思わないが、それにしたって「それってそんなに騒ぐことか?」という失望なのか諦めなのかわからない感情を持っている。

今既に特定の思想を持っている人はそう簡単に転向しないし、そもそも「主義」を持っている人とは特にネット上ではあまり話がかみ合わないので、それはそれでいいと思う。

民主主義は国民の積極的な政治への参加が必要な政治形態だ。だから、より多くの国民がより自覚的に政治に参加することが望ましい。

そこで、さっきの無党派層が政治的意識を持ち始め、選挙に行くようになるにはどうしたらいいかと考える。

まあ、選挙も政治の一手段なので、入り口がそこじゃなくても構わないかもしれない。

じゃあ一番身近な政治への入り口ってなんじゃらほい?と考えると、やっぱりニュースなわけだ。

しかし、それがあの体たらくじゃなあ、とあまりテンションが上がらない(笑)。

とはいえ、危機感はそれなりにある。2600年続いた国がそのまま次の百年を越えられるという保証はない。

失われた20年が失われた30年になる気配を見せ始め、人口が減少期に入り(人口は多いに越したことは無いと思っている)、社会に閉塞感が漂うと言われる昨今だ。

諸外国は経済成長をしているが、日本はゼロ成長...というか若干マイナス成長で、相対的には衰退が始まっていると言ってもいい。

江戸、明治、大正の人間が日本を世界の大国へと押し上げ、戦後世代が個人主義の美名のもとにその蓄積を食いつぶした。

ある意味で荒廃したと言えるこの時世の中で、我々現役世代は何をよすがに次の世代を形成していけるのだろうか。

数百年後のどこかの国の歴史書に「かつて日本と言う繁栄した国があったが、国民の無自覚と政治の腐敗により滅亡した」と書かれないことを祈る。

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