雑記

新春寄席に行ってみた話


こいつは春から縁起がいいじゃあねえか~。

というわけで、界隈随一の演芸通のBLASDEADやのっちぇさんにお誘いいただいて、上野鈴本演芸場に寄席を観に行ってきましたよ。

一度落語を観に行ったことはあるんだけど、落語以外にも色々出る寄席に行ったのは初めて。

演目は、曲独楽、落語、漫才、講談、漫談、三味線漫談、獅子舞、ものまね、紙切り、と多岐に渡る。

17:30から20:40まで中入り込みの約3時間で、17の演目があった。結構盛り沢山だったな。

プログラム見たら昼前からやってて三部構成なので演者だけで50人くらいいたみたいだ。楽屋はさぞ大変なことになっていただろう(笑)。

つーてもね、えらそうに書いてるけど、講談と落語の違いも机がある以外はよくわからん程度のニワカだし、17人もいたのに事前に知ってたのは柳家喬太郎だけだったしね。

まあ素人の感想と思ってもらえれば。

面白いなと思った人は、後半に固まってたな。

入船亭扇遊(いりふねていせんゆう)、桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)、柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)、柳家三三(やなぎやさんざ)、このあたりかな。

動物音声模写の江戸家小猫(江戸家猫八の息子)が出てたけど、ものまねというよりはセミナーみたいだった(笑)。

あとは、紙切り芸の林家正楽(はやしやしょうらく)。これはすごい芸だと思った。

高座で客のリクエストに応えて紙を鋏で切って切り絵を作るんだけど、その造形のクオリティの高さと速さ!

10分かそこらで4、5作作ってたな。どれも出来が良かった。

ちなみに一緒に行った人が持って帰ってた(笑)。

独楽回しと獅子舞に関しては、正直よくわからんかった。まあ、ああいうもんなんだろう、という感じ。

で、お目当ては柳家喬太郎だったんだけど、この日は話の半分以上ウルトラマンネタでしかも前にやった人の話をウルトラマンで再構成するというわけのわからない内容で、超面白かった。

これでも落語協会の理事という偉い立場の人らしいんだが(笑)。

もう一つ、トリの柳家三三。話は落語好きじゃなくてもしってるかもしれない古典かつ定番の「まんじゅうこわい」。

演技力がすごくて、かなり引き込まれたし、知ってる話だったけど飽きなかった。これはなかなか。

お囃子さんのジャムセッション

舞台下手(しもて)の袖に、三味線と太鼓のお囃子さんがそれぞれ舞台に上がる人の出囃子を演奏してるんだけど、これがまたクオリティ高い。

初めは三味線の安定感が素晴らしくてすごいな~と思ってたんだけど、高座の三味線漫談に合わせて音を入れたり、紙切りのリクエストで「ドラえもん」が来たらドラえもんの曲演奏したりと、懐が深い。

特に三味線漫談中の演者に合わせてバッキング入れるなんてのは、これもうジャムセッションじゃん!と思って感心しながら観てた。

というわけで、演芸は色々てんこ盛りの総合舞台芸術なんだな~と思った一晩でした。

ちなみに寄席って結構ライブハウスに近いものがあるなと思った。

真打(しんうち)で人気のある落語家さんは一日に複数の高座に上がるんだそうな。

サウンドチェックが無いっていうせいだろうけど、このへんはバンドとは違うなと思ったりしたけど、一日にいくつも演者が同じ舞台に出たり、お客さんがそれぞれお目当てが違ったり、演者の方もいろんなジャンルがあったり、ノリは結構我々界隈にも通じるものがあるなと。

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