社会

緊急地震速報が狼少年になってはいけない


ゆうべ、寝に入ったところで緊急地震速報で叩き起こされたわけですよ。夜中の2時だったですよ。

耳元に目覚ましとしてスマホ置いて寝てるから耳元で爆音鳴らされて、そりゃ起きるわっていう。

でね。

緊急地震速報が鳴ると、ツイッターとかに「心臓に悪い」とか「トラウマになる」というような書き込みが出る。

それでいいのだ。

緊急地震速報は一瞬で注意を引き付けないといけない。

なぜなら、誰もあと1秒後に地震がが来るかも、緊急地震速報が鳴るかも、と思って生活しているわけではない。

そこにあと数秒後に地震が来るという警告を出す。

その数秒は、身構えたり、出来ることを考えたり、ガスを消したり、生き延びるための策を講じるための時間に充てられる。

ということは、生死を左右する警告音なわけよ。

だから、良い音だったらいけないわけ。

気持ちいい音で「あ、鳴った」みたいに流されちゃいけないわけだ。

ぎゃー!来たー!と思わせないといけない。

だから、緊急地震速報は不快な音、緊張させる音である「必要がある」。

あれは必要があるので、わざとそういう音にしている。

なかなか慣れないように、鳴る度に緊張感を感じさせるようにさえなっているかもしれない。

だって、緊急地震速報がきれいな音で聴き流されて死人が出たら意味ないでしょ。

だから、緊急地震速報が鳴る度に「もうやめて」とか「なんなの?」という書き込みを見ると、おれは「効いてるな」と思う(笑)。

元々日本は地震が多い土地柄で、技術の発展によってこういうサービスが出来るようになった。

前世紀以前に比べればむしろいくらか良い状態になったと言える。

ネットワーク技術が無い時代には、地震は本当に何の前触れもなくやってきていた。

今は数秒備える時間がある。

これによって生死が分かれるかもしれない。

100人死ぬところが90人になるかもしれない。

10,000人ケガするところが9,900人になるかもしれない。

その「かもしれない」のためにこういうサービスがある。

だから、緊急地震速報はいつ聴いても不快な方が良いし、慣れてはいけないし、慣れない方が良いのだ。

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